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映画「トロン:レガシー」ネタバレなしのレビュー!

2010年12月21日 23:00

tron-legacy.jpg


早速、観てきました。
トロン:レガシー。
でもネタバレは一切なしでレビューします!

まず、「TRON」という設定を理解する事が必要となってくる映画。
1982年に公開された「TRON」という映画の続編である事実は曲げようもなく、また曲げる気もないようで、導入部分においては、まだ観客を置き去りにしないものの、「グリッド」なる単語が出始める辺りからは、うっすらとでも前作の内容が頭に残っていないと、アッと言う間に映画から置いて行かれる事となる。

が、主人公サム・フリンは、観客以上に順応能力に長けているようで、何の疑問も感じずに映画内でも主人公を演じる事が出来ている。
もう少し冒頭部分なりで、サムの順応能力の高さを掘り下げて表現しておくべきだったようにも思えた。
もちろんそれなりに表現してはいるのだが、それぞれがブツ切りのイメージ過ぎて、観客はサムの全体像を捉え切る事が上映中にはできない。

とはいえ、一度「グリッド」内に突入してからは、私たちは映画(というよりは映像)の虜になってしまう。
元来、CM映像を監督してきたJoe Kosinsky(じょー・こしんすきー)にとっては、仮装空間を造り上げる事は、お手の物だったに違いない。
ただ、残念なのは監督自身が一度もアクション映画を手掛けた事がない点である。
スピーディな展開に追いつけないカメラワークは、違う意味で観客の身体をのけぞらせてしまう。つまり、「ちがう、我々はもっと”フィルムの端のこっち側”を観たいんだ!」ということだ。

監督の意図するビジョンが分かってしまうだけに、観客側に補完を任せるような場面も多い。
元々がSF設定であるが故に無理が祟るのは仕方のない事だが、サムの置かれている状況説明についても、少しばかり寡黙すぎる節もあったように思える。
仮装現実空間=グリッドという概念から、「グリッド」内ではシンメトリーの構図が多く観られた。
シンメトリーは多用すると不快感すら覚える場合があるが、トロン:レガシーにおいては、作品イメージを効果的に演出していた。
これについても、惜しむらくは3D用ゴーグルとの相性の悪さが際立った。
広い視野を持てる2Dでのシンメトリー効果を、そのまま3Dゴーグルでの視界の狭さに求めてはいけないのだ。

テクノミュージックとの融合は目を見張る所であるし、映像美という観点であれば、この映画にはこれ以上何も求めるものはない。
斬新な最先端のミュージックビデオとして捉えるには、あまりにも長い上映時間ではある…

ただ、「トロン」という題材が持っている高揚感や、特に男性なら間違いなく興奮してしまうメカニカルプロットを確かめるために映画館に足を運ぶ価値は、十二分にある。



→映画「トロン:レガシー」公式サイトへ

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